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両顎手術でスタイルアップ

こんにちは。

少し暑さが和らいできましたね。息子を連れて公園に行っても涼しく感じます。

でも気温は30度でした。30度を涼しく感じるなんて慣れって怖いですね。

気づかずに熱中症になるのがわかります。

今日は両顎手術小顔になると全身的なスタイルアップになるお話しです。

まずは下の写真をご覧ください。

両顎手術(中顔面6mm 短縮、矢状面において3°の時計方向に回転)を行った症例です。

首が長くなっているのがお分かりになると思います。顔の大きさが同じでも首が長くなると顔は実際よりも小さく見えます。実際に首を長くすることはできませんが下顔面が上に移動することにより首が長く見えるようになります。

上の写真は左が首を長くした合成画、右がオリジナルです。

首が長い方が頭と顔が小さく見えませんか?

よくみると同じ大きさです。

前歯部プッシュダウン、上唇挙筋、口角挙筋リフトしているので歯の見え方もほとんど術前と変わりません。

上唇挙筋短縮リフト、口角挙筋短縮リフト、口輪筋リフト、大胸骨筋短縮を行っているので前頬部や口角が下がらず、人中も短くなっています。皮膚切開はしない人中短縮を行っています。

横顔もとてもチャーミングです。首が長くなってますね。

首が長いと全身のスタイルアップ効果があることは良く知られていますが、小顔になると頭自体が小さくなるため、頭身が変わってきますから当然ですよね。

下図をご覧ください。

左よりも右の方が背が高く見えませんか?スタイルよく見えませんか?

右は左の中顔面と下顔面を小さく(この影絵の比率だと1cmくらい)しただけのものです。

小顔になり首が伸びています。

 

小顔メイクでは得られない効果だと思います。

ちなみにアゴを少し上げて、肩を下げると首は長く見えるそうですよ。2024 Paris Olympic でもアゴを少し上げて、肩を下げて入場されている選手を沢山お見受けしました。

本術式においては以下のような合併症、偶発症の生じる可能性があります。

  • 眼窩下神経、オトガイ神経支配領域の知覚鈍麻
  • 口蓋粘膜の知覚鈍麻、違和感
  • 一時的な鼻閉感(1~2週間程度)
  • 一時的な開口障害
  • 上顎の挙上量に応じて上顎前歯の歯の見え方が少なくなる。
  • 鼻翼幅が若干広がることがある。
  • ごく稀に歯髄壊死を起こすことがある。
  • ごく稀に一時的に顔面神経麻痺を起こすことがある。
  • 術後、歯列矯正が必要になることがある。
  • 一時的に顔面神経麻痺の生ずる可能性がある。

 

 

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