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顔幅縮小〜中顔面幅縮小と頬のたるみ〜

こんにちは。昨日に引き続き今日もいいお天気ですね。真夏日です。

今日は中顔面幅と下顔面幅を縮小された方が3ヶ月検診にこられました。

お顔の腫れもほとんどひいてとても綺麗になられていたのでホッとしました。手術の腫具合は人それぞれでお顔がぽっちゃりした方ほど腫れやすく、3ヶ月経っても下顔面、特に頬の腫れが残っている時があります。腫れは必ずひきますが、骨格が小さくなった分、皮膚や脂肪や筋肉に余りができますので、それらがタルミとなって残ります。これらのタルミも半年から1年たてばだんだんと新しい骨格になじんでわからなくなることがほとんどですが、30代半ばをすぎておられる方の場合は術後のフェイスリフトも考えておく必要があります。

特に中顔面幅縮小にもちいるZAO(頬骨弓骨きり内側転位術)は患者様の頬の肉のつき方を考慮した対策をしておかないと術後の頬のタルミが出やすくなります。

ZAO術後のタルミ対策として大頬骨筋、小頬骨筋※の付着部を含んで頬骨弓の骨片を上方に引き上げるように移動させ、もともと頬がぽっちゃりした方に対しては剥離した大小頬骨筋の付着している骨膜も上方に引き上げて頬骨に縫い付けます。

※頬骨に付着している筋肉で、口角を外側上方に引き上げる作用をしています。骨からでて皮膚についている筋肉です。

このようにすることでZAO術後の頬のタルミを防ぐことができるようになりました。

 

ZAO、下顎角形成、下顎骨外板切除術の症例です。中顔面幅がちいさくなり目が大きく見えるようになりました(残念ながら目はお見せできませんが)。術後3ヶ月ですのでこれからまだまだ新しい骨格に皮膚や筋肉がなじんでいってより自然になっていくと思います。半年後にお会いするのが楽しみです。

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