こんにちは。
今日はいいお天気ですね。今年もあっという間に12月が来てしまいました。
私にとっての今年の最大の出来事は長年一緒に暮らしていたソマリのチーノがなくなったことです。
猫はいくつかの命を授かって生まれてくるといいますのでまた出会える日を楽しみに暮らしています。
また改めて、チーノの話を報告しますね。
さて、今日はルフォー+SSROの術後のお顔の腫れの変化についてのお話です。
下の症例はルフォーとSSROをお受けになられた患者様の術前(左)と8ヶ月後(右) の写真です。
下顔面の歪みを取るとともに中顔面〜下顔面を短縮しています。
鼻から下の下顔面が小さくなりとてもチャーミングになられましたが、術後一ヶ月の時は下の左側の写真のようでした。
右側は8ヶ月後の写真です。
術後、一ヶ月の時はご本人もこのように変化するとは思っておられなかったと思います。
術後の一ヶ月から2ヶ月は腫れがもっと引くのかどうか心配になり不安になる時期ですが、術後3ヶ月を迎える頃からだんだんと皮膚や筋肉などの軟組織が新しい骨格になじんでいきます。
※本術式には以下のような合併症、偶発症が起きる可能性があります。
- 眼窩下神経、オトガイ神経支配領域の知覚鈍麻
- 口蓋粘膜の知覚鈍麻、違和感
- 一時的な鼻閉感(1~2週間程度)
- 一時的な開口障害
- 上顎の挙上量に応じて上顎前歯の歯の見え方が少なくなる。
- 鼻翼幅が若干広がることがある。
- ごく稀に歯髄壊死を起こすことがある。
- ごく稀に一時的に顔面神経麻痺を起こすことがある。