顔の骨格形成
出っ歯/口元の突出/バードフェイス/アゴを出す/
額を出す/おでこ形成/受け口/しゃくれ/顔のゆがみ/外傷による顔の変形
出っ歯/口元の突出/バードフェイス/アゴを出す/
額を出す/おでこ形成/受け口/しゃくれ/顔のゆがみ/外傷による顔の変形
整った顔のひとには黄金分割や等間隔での分割等、規則正しく釣り合いの取れた法則があることが立証されています。額の生え際からオトガイ下線までを3等分すると、その分割線はほぼ耳の上端と鼻の先端を通ります。眼の水平的位置は頭部の1/2の部位に存在しています。上下の唇が合わさる水平線は下顔面の1/3を通ります。また眼の垂直的位置関係は両目の間隔を中心に、同じ横幅で左右の眼、そして耳元までを5等分しています。[FIg1]
これらは顔を平面として捉えた場合の分割規則です。日本人は平坦顔(彫りが浅い)が多く、それゆえ側貌に自信がなく、肖像画などをみても正貌もしくはやや側貌の形をとっているものが多いそうです。それでは側貌をきめる因子とはどのようなものがあるのでしょうか。
Parkは、美しいと言われている世界中の女優やファッションモデルのような美しいといわれる人の顔を計測して側貌をきめる4つの因子、Lower lip to E-line(下唇の最前点からE-lineまでの距離)、Nasolabial angle(鼻柱と上唇のなす角度)、Soft tissue facial angle(、Nose prominenceを導きだしPersonal Beauty Indexと名付けました。そしてそれぞれの理想値はLower lip to E-line -2㎜、Nasolabial angle 100 °、Soft tissue facial angle 89°、Nose prominence 15㎜であるとしました[Fig2]
誰もが美しいと感じる顔はこれらの分割率や数値に当てはまる場合が多いのですが、好きな顔となると人それぞれに好みの顔が存在します。私どもは私どもが理想とする顔ではなく患者様が理想とする骨格(輪郭)、その輪郭にあった目、鼻、耳の形成を顎顔面外科と美容外科の技術と知識で実現いたします。